中山七里– tag –
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『どこかでベートーヴェン』感想|青春の中で生まれる音楽ミステリー
誰かの才能を疎ましく感じたり、妬んだりした経験はありますか。 この物語の主人公は、音楽を志す高校生たち。 好きなことを生業にすることの厳しさや、他人の才能と比較してしまうことへの苦悩などを丁寧に描いています。 難聴と闘ったベートーヴェンの旋... -
『さよならドビュッシー』感想|「音が聴こえる」唯一無二のミステリー
「ピアノの先生が、事件を解決に導く」。 そんなミステリーは唯一無二ではないでしょうか。 警察は脇役で、ミステリー特有の暗く重たい雰囲気もありません。 作品のなかではいつも音楽が奏でられ、優雅ですらあります。 そんな”斬新な”ミステリー作品であ...
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