国内小説
-
『君の膵臓をたべたい』感想|生きることは、誰かと心を通わせること
思わず二度見してしまう作品名ですが、安心してください。 作品を読めば、この題名の本当の意味がわかります。 当たり前に過ぎてしまう日々のなかで、「生きる」ことの… -



『52ヘルツのクジラたち』感想|寄り添い痛みを感じる優しさが声なき声を救う
あなたは声なき声を聞いたことがありますか? 小説のタイトルにある52ヘルツのクジラとは、他のクジラには聞き取ることができない周波数で鳴く、世界に一頭しかいないク… -



『大事なことほど小声でささやく』感想|心を揺さぶり、目頭を熱くさせる
普段どのような小説を読んでいますか? ワクワクする冒険小説、ドキドキするサスペンス小説、ときめく恋愛小説など、世の中には多くの小説が存在しますよね。 数ある小…
海外小説
-



スタニスワフ・レム『ソラリス』感想|これが本当の未知との遭遇。
ポーランドのスタニスワフ・レムという作家が、地球外生命体とのコンタクトを描いたSF小説「ソラリス」。 2017年にはNHKの「100分de名著」にも取り上げられた、知る人ぞ… -



『モモ』感想|一人一人の人間が与えられる時間の豊かさや、美しさを見失ってはいけない
『時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子の不思議な物語』 こう書かれた文章が印象的な児童書を、子供の頃、図書室で見た覚えはありませんか… -



『アーモンド』感想|”感情がわからない”かわいい怪物の物語
人は誰でも頭の中に、見た目がちょうどアーモンドのような、扁桃体と呼ばれる神経細胞の集まりを二つ持っています。 扁桃体は「好き」「嬉しい」「怖い」などの”感情”を…
短編集
-



『この世にたやすい仕事はない』感想|クスッと笑えて身につまされる新感覚お仕事小説
「一日中コラーゲンの抽出を見守るような仕事はありますか?」 前職を燃え尽き症候群のような状態で辞めた主人公が、再就職したいのかよく分からぬままハローワークの相… -



『センセイの鞄』感想|教師と教え子、歳の差……ある種恋愛の教科書のような純愛物語
歳の差恋愛の小説や漫画、ドラマに映画というものはたくさんあります。 年齢の壁をこえて人と人が愛し合う……純愛としてわかりやすく扱いやすいのです。 たとえば現役教… -



『終末のフール』感想|地球滅亡が迫る世で、わたし達はどう生きるのか。仙台のとある団地で暮らす人々の終末の過ごし方
『終末のフール』は、2006年3月に刊行された連作短編集です。 著者は伊坂幸太郎さん。 伊坂さんの作品はどれも人気が高く、読書好きなら誰もが知る日本を代表する作家の…
ショートショート
エッセイ
-



『ぐるぐる♡博物館』感想|博物館の魅力を再発見する旅へ
普段、どれくらいの頻度で博物館へ行きますか? 作家・三浦しをん先生は、 「博物館が好きだ。旅先で博物館を発見したら、とりあえず入ってみる。(中略)博物館は私に… -



『村上ラヂオ』感想|こんなラヂオがあったら毎日聴きたい
『ノルウェイの森』や『海辺のカフカ』など数々の名作を生み出し、日本国外でも評価が高い村上春樹さん。 村上春樹さんは、小説意外にも実はエッセイ本も多く出版されて… -



『ラマレラ 最後のクジラの民』感想|捕鯨文化を未来に残すインドネシア部族の魂の葛藤を描いたドキュメンタリー
心静かに漕ぎ出でよ浜を離れる波のままに心静かに夢見て待て人生の嵐に揉まれしときも人生の嵐に揉まれしときも インドネシア諸島の西端にあるレンバタ島には、現代でも…
紀行文
児童書
-



『長くつ下のピッピ』感想|大人の私が子どものピッピに救われる
世界一強い女の子といえば、誰を思いつきますか? 私はもちろん、ピッピを思い出します。 髪はニンジンのようなオレンジ色。 肩にはサルを乗せ、ヘンテコな青い服。 そ… -



『怪盗クイーンはサーカスがお好き』感想|謎とロマンが溢れる怪盗物語
怪盗クイーンシリーズは、2002年から続く大人気シリーズです。 怪盗の美学を追い求める、誇り高き大怪盗クイーンが、相棒のジョーカー、世界一の人工知能RDとともに飛行… -



『そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノート』感想|児童書と侮るなかれ、本格ミステリー!
夢水清志郎という名前を、聞いたことがありますか? 今回ご紹介する本は1994年に刊行された、名探偵夢水清志郎事件ノートシリーズの第一作目となります。 現在も名探偵…
絵本
-



『きんぎょがにげた』感想|人気絵本作家・五味太郎さんの作品
『きんぎょがにげた』五味太郎 は1977年に、こどものとも年少版で発行され今の装丁の絵本としては1982年に出版されました。 長年愛されてきたこの絵本の作者は、独特の… -



『はじめてのキャンプ』感想|大きい子たちの仲間入りをした小さな女の子
「はじめてのキャンプ」は、子どもならではの動作や心境が描かれている一冊です。 当時の私は、主人公のなほちゃんと自分を重ねていました。自分と似ている部分があった… -



『つぎ、とまります』感想|「おかえり」のあったかさ
「おかえりって言われると、ちょっと嬉しいよね。言われないと、なんか淋しいよね。」 結婚した、一人暮らしを始めた、など環境が変わったときに、よく聞く話です。 は…



