国内小説
-
『君に舞い降りる白』感想|水晶のごとく透き通った想いが躍動する青春
青春。 この言葉を聞いて、今の自分とは程遠い、または縁がない言葉だと感じますか。 そのように断じてしまうのはもったいないです。 この物語には、ストレートで純粋で… -



三浦しをん『光』異色を放った不思議な作品【裏しをん】
三浦しをんさんと言えば、映像化された『まほろ駅前多田便利軒』シリーズが有名です。 軽いタッチの作品と、エッセイでも独自の視点で描かれていて多くのファンを獲得し… -



『永い言い訳』感想|妻に先立たれた中年男の再生と家族の物語
『永い言い訳』は映画監督・脚本家でもある西川美和さんの長編小説です。 作家である主人公が関係の冷え切っていた妻に先立たれ、やがて家族の姿や愛を見つめ直していく…
海外小説
-



『高慢と偏見』感想|200年経っても色褪せない究極のラブロマンス
作者のジェーン・オースティン(1775-1817)は、イギリスを代表する女流作家です。2017年には、没後200周年を記念して10ポンド札の顔にも選ばれました。 そんな彼女の愛… -



『星の王子さま』感想|大切な人に語り継ぎたい物語
アントワーヌ・ド ・サンテグジュペリの、『星の王子さま』を読んだことはありますか? 1943年にアメリカで出版された児童文学です。 砂漠の真っ只中に不時着した飛行士… -



スタニスワフ・レム『ソラリス』感想|これが本当の未知との遭遇。
ポーランドのスタニスワフ・レムという作家が、地球外生命体とのコンタクトを描いたSF小説「ソラリス」。 2017年にはNHKの「100分de名著」にも取り上げられた、知る人ぞ…
短編集
-



『子猫が読む乱暴者日記』感想|混沌の文章と予想外の展開に引きずりこまれる驚愕の読書体験
こちらの小説。 「いつもの様にくつろぎながら小説でも読もう」とはいきません。 本書は、読んだ者を未知の小説世界に引きずりこんでしまう恐るべき一冊なのです。 まと… -



『このたびはとんだことで』感想|桜庭一樹による6つの物語、それはちょっと変わった不思議なお話
〈事実は小説よりも奇なり〉、という言葉がありますね。 現実に起こる事件や出来事は、創造物である小説よりもおかしなときがある、という意味の言葉です。 今回紹介す… -



『阪急電車』感想|阪急今津線の”何とも言えないほのぼの感”を楽しむことができる
関西圏では大きな私鉄グループとなる阪急。 えんじ色の車体に、レトロな内装となっており、鉄道マニア・若い女性・観光客から高い人気を得ています。 阪急宝塚駅は、大…
ショートショート
エッセイ
-



『ヴェネツィアの宿』感想|熟成された文章で綴られる、須賀敦子の人生
なつかしい思い出の場所や人物、というものはだいたいの人にあることと思います。 幼少期を過ごした場所の匂いやお世話になった人の手料理、すべていまの自分を形づくっ… -



『ぐるぐる♡博物館』感想|博物館の魅力を再発見する旅へ
普段、どれくらいの頻度で博物館へ行きますか? 作家・三浦しをん先生は、 「博物館が好きだ。旅先で博物館を発見したら、とりあえず入ってみる。(中略)博物館は私に… -



『わるい食べもの』感想|「おいしい」だけが「食」じゃない
小説家・千早茜さんが食べものについて語ったエッセイ『わるい食べもの』。 「『おいしい』には裏がある」と語る千早茜さんが、ただ「おいしい」だけじゃない「食」にま…
紀行文
児童書
-



『アリーテ姫の冒険』感想|待っているだけのお姫様なんて物足りない!
お姫様がただ待っているだけなんて、つまらないと思いませんか? 毒リンゴを食べさせられたり、数百年の眠りの呪いをかけられたりするお姫様たちは、最後は必ず王子様の… -



『怪盗クイーンはサーカスがお好き』感想|謎とロマンが溢れる怪盗物語
怪盗クイーンシリーズは、2002年から続く大人気シリーズです。 怪盗の美学を追い求める、誇り高き大怪盗クイーンが、相棒のジョーカー、世界一の人工知能RDとともに飛行… -



『長くつ下のピッピ』感想|大人の私が子どものピッピに救われる
世界一強い女の子といえば、誰を思いつきますか? 私はもちろん、ピッピを思い出します。 髪はニンジンのようなオレンジ色。 肩にはサルを乗せ、ヘンテコな青い服。 そ…
絵本
-



『十二支のはじまり』感想|十二支にネコがいない理由、知っていますか?
十二支は、日付や暦、方角、時刻などに使用されており、中国からやってきました。 日本では干支として年単位で使われるのが一般的だと思います。 この十二支に出てくる… -



『うろんな客』感想|突然この子が現れたらどうしますか?
子供に読み聞かせをする子供用の絵本のほかに、大人が読む用に書かれている少し難しかったり感動できたりする大人用の絵本があるのを知っていますか? 大人向けの絵本の… -



『エリック』感想|「お国柄」という言葉がキーワード
「異文化理解」「多文化共生」 結構前から、このような言葉をよく耳にするかと思うのですが、 実際に、異なる文化を持つ相手とうまく関わっていくことは、決して簡単で…



