国内小説
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『アラビアの夜の種族』感想|豊饒な文章に耽溺できる、虚実めくるめくアラビアンナイト
奇想天外な発想でジャンルボーダレスな傑作を生み出し続ける古川日出男さん。 『アラビアの夜の種族』は彼の最高傑作とも言える大長編。 聖遷暦1213年のエジプト・カイ… -



『娘の結婚』感想|忘れてしまった大切なものを小路幸也は父娘の絆で書く
柔らかい雰囲気で描かれた表紙の男女と、簡潔なタイトル。 そのふたつを見てだいたいの人は「親から見た子供の結婚の話だろう」とわかることでしょう。 本作は人間模様… -



『秘密』感想|体と中の意識が違う!秘密を抱えて幸せになる家族
『秘密』は大人になれば必ずあろうある家族の日常から始まります。物語が進むにつれ常識では考えられない設定に驚きが…。 しかし読み進めていてもその設定は全く違和感…
海外小説
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『神さまの貨物』感想|残虐な戦争に決して屈しない人を愛するという希望
本の表紙に描かれた、線路の前にたたずむ女性。 神さまからの貨物と聞いて何を思い浮かべるでしょうか? この小説は簡単なことばと、文章で書かれています。 可愛らしい… -



『花のノートルダム』感想|泥棒作家ジュネが汚辱を栄光に変える
1940年代のフランスで、ある男が一つの小説を紡ぎ出しました。 トイレットペーパーに書きつけられたこの小説のタイトルは『花のノートルダム』。20世紀最大の怪物と呼ば… -



『愛人(ラマン)』感想|乾ききった環境下で心だけ成熟した少女が初めて与えられたまっすぐな愛
『愛人(ラマン)』は青春小説です。 タイトルから、『不倫』『悦楽』『パパ活』等連想されてワクワクされるかもしれませんが、本作はそれらキーワードにさらりと触れつ…
短編集
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『すべての神様の十月』感想|死神、疫病神、福の神……さまざまな神様と人間が織り成す素敵なお話
神様は人間よりも人間くさい。 日本の神話やギリシャ神話などに触れていて、そう思うことが多々あります。 実はそんなに神々しい存在ではなくて、私たち人間とそんなに… -



『神様のケーキを頬ばるまで』感想|雑居ビルのなか、人々は切実な想いで成長する
生きるうえで大事なものってなんでしょう。 悪さをしないこと、素直でいること……。 でもそういう人ほど疲れてしまうのがいまの世の中なのだと思います。 正直者が馬鹿を… -



『ランチのアッコちゃん』感想|人生どん底女子が5日で人生を変える!
4年間付き合った彼氏との結婚だけを目標に生きてきた主人公の三智子。 ある日たった1通のメールでフラれてしまい、食事も喉を通らない程に塞ぎこみます。 彼氏の傍に居…
ショートショート
エッセイ
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『旅をする木』感想|遠い自然を思うことで心豊かになれる
学生のころから北方の自然に憧れを抱き、「いつの日かそこで暮らしてゆくのだ」という思いを持っていたという星野道夫。 彼はアラスカの大自然やそこに生きる動物、自然… -



『ぐるぐる♡博物館』感想|博物館の魅力を再発見する旅へ
普段、どれくらいの頻度で博物館へ行きますか? 作家・三浦しをん先生は、 「博物館が好きだ。旅先で博物館を発見したら、とりあえず入ってみる。(中略)博物館は私に… -



『時をかけるゆとり』感想|朝井リョウの意外な素顔に思わず笑ってしまう
2013年、著書『何者』の直木賞受賞で、直木賞初の平成生まれの受賞者として一躍時の人となった作家の朝井リョウさん。 大学在学中に作家デビューし、卒業後は会社を退職…
紀行文
児童書
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『そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノート』感想|児童書と侮るなかれ、本格ミステリー!
夢水清志郎という名前を、聞いたことがありますか? 今回ご紹介する本は1994年に刊行された、名探偵夢水清志郎事件ノートシリーズの第一作目となります。 現在も名探偵… -



『怪盗クイーンはサーカスがお好き』感想|謎とロマンが溢れる怪盗物語
怪盗クイーンシリーズは、2002年から続く大人気シリーズです。 怪盗の美学を追い求める、誇り高き大怪盗クイーンが、相棒のジョーカー、世界一の人工知能RDとともに飛行… -



『小さなスプーンおばさん』感想|怖いものは、もう何もない。
もしも、自分の体がティースプーンくらいの大きさに縮んでしまったら、 あなたならどうしますか? 『小さなスプーンおばさん』は、その名の通り、突然体が小さくなって…
絵本
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『ぜったいにおしちゃダメ?』感想|いっしょに遊べる参加型の絵本【いたずらっ子も大満足】
四角い箱に、赤いボタンが一つ。 ちょっと変わった表紙のこの絵本「ぜったいに おしちゃダメ?」ビル・コッターは、お子さんといっしょに遊べる絵本です。 絵本好きの子… -



『おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本』感想|子どもも大人も効果抜群
今回ご紹介する絵本は、子どもの寝かしつけの味方として数々のメディアでも取りあげられていた話題作です。 かくいう私も、一時期、子どもの寝かしつけに苦労し、藁にも… -



『いただきバス』感想|絵本はエンターテイメント
絵本を読むということに、どんなイメージを持っていますか? 多くの方は、座ったり、横になったりしながら、静かに読み聞かせるような姿をイメージするのではないでしょ…



