国内小説
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『魯肉飯のさえずり』感想|台湾出身作家・温又柔が描く母娘の痛くも優しい物語
「自分自身をないがしろにしながら人様のことを大事にしようだなんて、そんなの出来っこないのよ。」 今回紹介するのは、第37回織田作之助賞を受賞し話題になった小説… -



『あのこは貴族』感想|階級社会だって幸せになれる
クラスの中に一人くらいお嬢様だな、と感じる女子がいませんか。 身に付けているものも、話し方も立ち振る舞いも、ちょっと他の人と違う、清楚なイメージのお嬢様。 こ… -



『むらさきのスカートの女』感想|滑稽かつユニークな筆致で綴られる静かな狂気
この作品はむらさきのスカートをよく着用している変わり者の女性と友達になりたい「わたし」の一人称で綴られる物語となっています。 「わたし」は友達になるためにひた…
海外小説
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『星の王子さま』感想|大切な人に語り継ぎたい物語
アントワーヌ・ド ・サンテグジュペリの、『星の王子さま』を読んだことはありますか? 1943年にアメリカで出版された児童文学です。 砂漠の真っ只中に不時着した飛行士… -



『その女アレックス』感想|監禁された女性の衝撃の真実、その正体とは
監禁・幽閉されてしまったアレックスという名の女性。 彼女を救出するために警察は動き出します。 しかし、熟練の刑事は被害者であるアレックスに違和感を覚えるのでし… -



『アーモンド』感想|”感情がわからない”かわいい怪物の物語
人は誰でも頭の中に、見た目がちょうどアーモンドのような、扁桃体と呼ばれる神経細胞の集まりを二つ持っています。 扁桃体は「好き」「嬉しい」「怖い」などの”感情”を…
短編集
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『子猫が読む乱暴者日記』感想|混沌の文章と予想外の展開に引きずりこまれる驚愕の読書体験
こちらの小説。 「いつもの様にくつろぎながら小説でも読もう」とはいきません。 本書は、読んだ者を未知の小説世界に引きずりこんでしまう恐るべき一冊なのです。 まと… -



『骨を彩る』感想|彩瀬まるがその表現力で伝えたい、素敵に生きるうえで大事なこと
素敵な人って、なんでしょう。 揺るがない”自分”がいること、しっかりとした”芯”があること…。 生きるうえで常に切り離せない悩みというものは、だいたいのことが揺るが… -



『とりつくしま』感想|遺してきた大切な人を見守りたいと、強く願う亡き人たち
あなたが不慮の事故などで自分の命がなくなってしまったとき、この世に未練を残すと思いますか? もし残したのならば、どうにかしてもう一度この世を見たいと思うでしょ…
ショートショート
エッセイ
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『口説き文句は決めている』感想|食と恋をやわらかな言葉で綴るエッセイ
「食と恋」というテーマを聞いて、あなたならどんなエピソードを思い浮かべますか? 初めてのデートで食べた思い出の味。同棲している彼と一緒に作った料理。振られたあ… -



『わるい食べもの』感想|「おいしい」だけが「食」じゃない
小説家・千早茜さんが食べものについて語ったエッセイ『わるい食べもの』。 「『おいしい』には裏がある」と語る千早茜さんが、ただ「おいしい」だけじゃない「食」にま… -



『ぐるぐる♡博物館』感想|博物館の魅力を再発見する旅へ
普段、どれくらいの頻度で博物館へ行きますか? 作家・三浦しをん先生は、 「博物館が好きだ。旅先で博物館を発見したら、とりあえず入ってみる。(中略)博物館は私に…
紀行文
児童書
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『小さなスプーンおばさん』感想|怖いものは、もう何もない。
もしも、自分の体がティースプーンくらいの大きさに縮んでしまったら、 あなたならどうしますか? 『小さなスプーンおばさん』は、その名の通り、突然体が小さくなって… -



『アリーテ姫の冒険』感想|待っているだけのお姫様なんて物足りない!
お姫様がただ待っているだけなんて、つまらないと思いませんか? 毒リンゴを食べさせられたり、数百年の眠りの呪いをかけられたりするお姫様たちは、最後は必ず王子様の… -



『そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノート』感想|児童書と侮るなかれ、本格ミステリー!
夢水清志郎という名前を、聞いたことがありますか? 今回ご紹介する本は1994年に刊行された、名探偵夢水清志郎事件ノートシリーズの第一作目となります。 現在も名探偵…
絵本
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『エリック』感想|「お国柄」という言葉がキーワード
「異文化理解」「多文化共生」 結構前から、このような言葉をよく耳にするかと思うのですが、 実際に、異なる文化を持つ相手とうまく関わっていくことは、決して簡単で… -



『とおるがとおる』感想|単純そうで奥が深い、谷川俊太郎の世界。
『とおるがとおる』という全く予想が付かないタイトルと絵に、いろいろ想像しながら手にとってみた小学生の頃、あれから30年近く経った今でもなお印象深く残っている絵… -



『からすのパンやさん』感想|かこさとしさんの名作中の名作!
2018年の5月に亡くなった絵本作家のかこさとしさん。誰でも一度は、かこさとしさんの絵本を目にしたことがあるのではないでしょうか。 数多くの名作を残されたかこさと…



