国内小説
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『砂漠』感想|平凡な大学生が繰り広げる、小さな奇跡で溢れた青春物語
その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ。 今回紹介するのは伊坂幸太郎さんの隠れた名作『砂漠』です。 “伊坂幸太郎ファンなら必須の一冊… -



『卵の緒』感想|瀬尾まいこが描く家族の絆は、優しくて少しせつない。
僕は捨て子だ。子どもはみんなそういうことを言いたがるものらしいけど、僕の場合は本当にそうだから深刻なのだ。 こんな文章で始まる『卵の緒』は、小学生の男の子とそ… -



『赤朽葉家の伝説』感想|これは現代日本に突き付けられた予言書?
『赤朽葉の伝説』は「私の男」「GOSICKシリーズ」などで根強いファンの多い作家、桜庭一樹先生の初期の代表作です。 ようこそ、ビューティフルワールドへ。 文庫版の表…
海外小説
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『ナイルに死す』感想|ナイル河をさかのぼる船上で起こる豪華絢爛の船上ミステリー
エルキュール・ポアロはひとり呟いた。「男を愛している女と、女に愛させている男。さあて、どうかな?私も心配だ」 今回ご紹介するのは、ミステリの女王、アガサ・クリ… -



スタニスワフ・レム『ソラリス』感想|これが本当の未知との遭遇。
ポーランドのスタニスワフ・レムという作家が、地球外生命体とのコンタクトを描いたSF小説「ソラリス」。 2017年にはNHKの「100分de名著」にも取り上げられた、知る人ぞ… -



『高慢と偏見』感想|200年経っても色褪せない究極のラブロマンス
作者のジェーン・オースティン(1775-1817)は、イギリスを代表する女流作家です。2017年には、没後200周年を記念して10ポンド札の顔にも選ばれました。 そんな彼女の愛…
短編集
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『新参者』感想|日本橋人形町を舞台にした刑事加賀恭一郎シリーズ第8弾
新しく日本橋にやってきた刑事、加賀恭一郎。 加賀は、まだ全く知らないこの土地をまずよく見ることから始めます。 この小説を読んでいると、日本橋人形町という町の生… -



『センセイの鞄』感想|教師と教え子、歳の差……ある種恋愛の教科書のような純愛物語
歳の差恋愛の小説や漫画、ドラマに映画というものはたくさんあります。 年齢の壁をこえて人と人が愛し合う……純愛としてわかりやすく扱いやすいのです。 たとえば現役教… -



『さみしくなったら名前を呼んで』感想|すべての女の子に捧げる宝石箱
さみしいとか悲しいとか切ないとか、そんなのを感じる心のひだが、全部なくなればいいのにー 切実な心の叫びを表現する痛々しくも瑞々しい文章は、すべての女の人、いや…
ショートショート
エッセイ
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『口説き文句は決めている』感想|食と恋をやわらかな言葉で綴るエッセイ
「食と恋」というテーマを聞いて、あなたならどんなエピソードを思い浮かべますか? 初めてのデートで食べた思い出の味。同棲している彼と一緒に作った料理。振られたあ… -



『私という病』感想|「どうして私は女であることを楽しめないのか」実体験の生きた哲学
この本の著者の中村うさぎについてご存知でしょうか。 買い物依存症、ホスト狂い、整形など何かと扇情的な話題がつきまとう彼女。 これだけ聞くと「全く自分と違う突拍… -



『マナーはいらない 小説の書きかた講座』感想|気軽に楽しく学べる小説の基礎
小説を読んでいて、「こんな面白い話、どうやって考えつくんだろう」と思うことはありませんか。 あるいは、「趣味で小説を考えているけど、全然上達しない」と悩んでい…
紀行文
児童書
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『長くつ下のピッピ』感想|大人の私が子どものピッピに救われる
世界一強い女の子といえば、誰を思いつきますか? 私はもちろん、ピッピを思い出します。 髪はニンジンのようなオレンジ色。 肩にはサルを乗せ、ヘンテコな青い服。 そ… -



『怪盗クイーンはサーカスがお好き』感想|謎とロマンが溢れる怪盗物語
怪盗クイーンシリーズは、2002年から続く大人気シリーズです。 怪盗の美学を追い求める、誇り高き大怪盗クイーンが、相棒のジョーカー、世界一の人工知能RDとともに飛行… -



『小さなスプーンおばさん』感想|怖いものは、もう何もない。
もしも、自分の体がティースプーンくらいの大きさに縮んでしまったら、 あなたならどうしますか? 『小さなスプーンおばさん』は、その名の通り、突然体が小さくなって…
絵本
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『だいすき ぎゅっ ぎゅっ』感想|子ども達との大切なふれあいタイムを楽しんで。
子ども達との貴重なふれあいタイム、どうお過ごしですか? 絵本を一緒に読むという方も多いのではないでしょうか。 今回ご紹介する絵本は、絵本を読みながらも、ついつ… -



『こんなかいじゅうみたことない』感想|子どもの成長はあっという間!
今回ご紹介する絵本は、かいじゅうに生まれながらも、大人しくて礼儀正しいかいじゅうの子どもが主人公です。 かいじゅうの子どもは、保育園で人間の子ども達に出… -



『つぎ、とまります』感想|「おかえり」のあったかさ
「おかえりって言われると、ちょっと嬉しいよね。言われないと、なんか淋しいよね。」 結婚した、一人暮らしを始めた、など環境が変わったときに、よく聞く話です。 は…



