中村文則– tag –
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『掏摸』感想|なぜスリなのか?強固な世界に抗うということ
2005年『土の中の子供』で芥川賞を受賞した著者は、この作品で2010年大江健三郎賞を受賞します。 そして『掏摸』はアメリカをはじめ各国で翻訳され、米誌「ウォール・ストリート・ジャーナル」で2012年年間ベスト10にも選ばれています。 各国で評価され、... -
『何もかも憂鬱な夜に』感想|命を肯定し生きる希望の光を灯してくれる物語
生きていて、何もかもが嫌になったことはありませんか。 もう全て投げ出してしまいたいような気分になったり自分が生きていてもしょうがないんじゃないかと思えてきたり何もかもが上手くいかないような気がしてきたり そういう気持ちになったことがある人...
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