『きんぎょがにげた』五味太郎 は1977年に、こどものとも年少版で発行され今の装丁の絵本としては1982年に出版されました。
長年愛されてきたこの絵本の作者は、独特の色合いとイラストで人気の絵本作家、五味太郎さんです。
五味太郎さんはデザイン等のお仕事を経て1973年に絵本作家としてデビュー、デビューから46年経った今でも現役の絵本作家として活躍中、累計著作は450冊を超える(2019年現在)と、とても息の長い絵本作家さんです。
どの絵本もすてきなのですが、冊数がビックリするほど多いのでどれを選ぶか迷ってしまう事も多いと思うので、今回は1歳くらいから楽しめるかわいい絵本をご紹介します!
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『きんぎょがにげた』のあらすじ
金魚鉢からかわいい赤いきんぎょが逃げ出した。
「きんぎょが にげた。 どこに にげた。」
赤いきんぎょはお空を飛んで、いろんなところに逃げていきます。
カーテンの柄にかくれたり、赤いお花にかくれたり、三面鏡にかくれたり……。
「おや また にげた。 こんどは どこ。」
ちょっとむずかいいところにかくれる事も!
たくさん逃げてさいごには、きんぎょの仲間をみつけましたよ。
五味太郎さん独特の色合いとデザイン
五味太郎さんの絵は絵本を1冊でも知っていたら表紙を見ただけで五味太郎さんの絵本とすぐにわかる、シンプルで独特な色合いです。
この「きんぎょがにげた」も、きんぎょの絵はとてもシンプルでパッと見た時きんぎょだと気が付かないかない人もいると思います。
けれど、シンプルに省略しながらも赤い色とお魚の形で小さな子にもきんぎょだということが伝わるすてきなデザインなんですよ。
少しずつむずかしく
逃げだしたきんぎょは、ちょっとずつむずかしい所にかくれていきます。
もちろん大人が見るとすぐわかってしまいますが、1~2歳の子だと少し探して自分でみつけた!という気持ちを楽しむ事が出来る絵本です。
『きんぎょがにげた』を読んでみた感想
『きんぎょがにげた』は、とてもシンプルな探し物の絵本ですが、絵や色がはっきりしているので、小さい子でも目に入りやすいようです。
見た目もかわいくて、何回もページをめくりたくなるくらいでした!
ちなみに、私には娘がいるのですが、彼女が1歳くらいのときは、この絵本を読んで、かわいい絵や色合いを楽しんでいました。
そして成長すると、きんぎょを目で追うようになったり、きんぎょの周りにでてくるものにも興味を持つようになりました。
おそらく、子どもは年齢が上がるにつれて、読んでいるうちに気づくことが増えいくからなのかもしれませんね!
まとめ
たくさん出版されている五味太郎さんの絵本。
冊数が多すぎて逆に手を出しにくいと思う事もあるかもしれませんが、絵も言葉もシンプルにデザインされた絵本はどれもすてきなので是非一度手にとってみて下さい。
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