眠れない夜に絵本の中に冒険に出てみませんか?
寝付くことができない日、夜中に何が行われているかは、絵本を開いてのお楽しみ。
ページをめくらないと、続きがわからない、とても面白いお話です。
絵もとっても親しみやすくて、ついつい何回も読んでしまう、そんな魅力に溢れた絵本です。
お父さんやお母さん世代は、見たことある人もいるでしょう。
昔から愛されている絵本です。
さあ、一緒に読んでみましょう。
著:モーリス・センダック, 翻訳:じんぐう てるお
¥1,650 (2024/12/01 08:07時点 | Amazon調べ)
ポチップ
タップできるもくじ
『まよなかのだいどころ』の概要
出典:Amazon公式サイト
タイトル | まよなかのだいどころ |
著者 | モーリス・センダック |
出版社 | 冨山房 |
出版日 | 1982年 |
ジャンル | ファンタジー |
「眠れない夜には何かが起こる」そんな想像を膨らめることができる絵本です。
寝付くことができない主人公ミッキーは、不思議な世界におりたった…それはまよなかのだいどころ。
台所では何が起こる?夜の台所の不思議な世界が、広がります。
漫画のようなタッチで描かれるページもあれば、1ページまるまる広がる世界も。
何度読んでも、いくつになっても、時代に囚われない面白さがあります。
ストレスフルな現代社会から抜け出して、ミッキーと一緒に不思議な世界に迷い込んでみませんか?
『まよなかのだいどころ』のあらすじ
これは主人公のミッキーが眠れない夜に、体験したお話です。
ミッキーはある日、あまりに賑やかなその物音に眠れなくて、大きな声でどなったら、まっくらやみに落ちていく…不思議な世界におりたちます。
生まれたままの姿で、降り立つところは、パンの粉です。
パン屋さんたちが夜もねないで、がんばって朝のパンを焼いています。。
そのパン作りの仕上げを、ミッキーがお手伝いします。。
眠れない夜に
眠りにつくのが難しい夜に、自分以外の何かが動いていることに想像をはせたことはありませんか?
ちょっとの物音にびっくりしたり、暗闇には何かが潜んでいるだろうと想像力を膨らませていた子供時代を思い出させてくれます。
だいどころ
だいどころというのは、日常生活の大切な場所です。
ご飯を作っているときの音は、耳に心地の良いものです。
夜は音はしないだろうと思っていませんか?
いえいえ、夜も働く人はいるんです。
“だいどころ”という家族で特別な場所で、何かが不思議なことがおこっています。
あなたならどんな風に行動しますか?
『まよなかのだいどころ』を読んだ感想
まよなかのだいどころを実際読んでみて、面白かった点をいくつか紹介します。
実際に手にとって良さがわかる本です。
お話が気になるときは、ぜひ購入を考えてみてください。
絵がおもしろい
1980年代の絵柄です。
ちょっぴりレトロな雰囲気も漂う中で、色遣いやキャラクターのデザインがとても素敵な絵本です。
夜も頑張る人がいるよと子どもに伝えるメッセージが込められて、大人も自分ができることを頑張ればいいよと励ましてもらえます。
声に出しておもしろい
ぜひ声に出して読んでみてください。
言葉のリズムが心地よくて、自然とリズムができてきます。
子どもに読み聞かせなくても、耳から聞くことで倍楽しめます。
何回も読むと、ラップ調になってくることも。
目で見て、耳で聞いて、はじめてこの絵本の良さがわかります。
最後がスッキリ終わる
最後が、気持ち良いまとまりのある終わり方です。
途中の場面では、ドキドキしつつも、ちゃんと最後はパパやママが大好きなことに気がつけます。
絵本なのであまり語りすぎると、ネタがわかってしまうので、ここから先はぜひご自身の目で確かめてみてください。
『まよなかのだいどころ』はどんな人におすすめ?
『まよなかのだいどころ』はこんな人におすすめです。
- 冒険のお話が好き
- 眠れない夜を楽しみたい人に
- 想像力を膨らませたい人に
- アメリカンな絵柄、ポップな絵が好き
- 絵本を読むことに慣れていない人
台所という身近な場所に、こんな一面が隠されていたなんてと、自分の近くの空間に対しての見方がかわります。
長く愛されてきた絵本です。
全く昔という感じがしません。
ぜひ親子で楽しんだり、おもしろい絵が好きな貴方におすすめしたい絵本です。
ポップな絵に目を癒されて、声に出して読めば、言葉のリズムを楽しんで、五感をフルに使って楽しんでください。
絵本を普段読み慣れていなくても、漫画のようなタッチに引き込まれます。
きっと素敵な夜になりますよ。
おわりに
『まよなかのだいどころ』という絵本を紹介しました。
ミッキーは、とても素敵な男の子です。
人の役に立つっていいですね。
目で楽しめて、耳で聞いて、寝る前に読むと、脳が切り替わってリラックスモードになれます。
昼間働きづめで心が疲れてきたなと感じたときや、なかなかねてくれない子をあやしている時、このミッキーのお話を読んでみましょう。
きっと緊張していた心がほぐれて、肩が楽になります。
大人も子供もみんなが楽しめる絵本です。
ぜひ一度読んでみてください。
著:モーリス・センダック, 翻訳:じんぐう てるお
¥1,650 (2024/12/01 08:07時点 | Amazon調べ)
ポチップ
コメント