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『ノルウェイの森』感想| 純粋な愛とその喪失の中に描かれたものとは

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村上春樹の代表作でもあり、彼を世に知らしめるきっかけとなった作品が、今回紹介する

『ノルウェイの森』です。今作品では、「生と死」という根源的なテーマのもとに、大学生の恋愛が描かれています。

多くの人は、恋愛あるいは死によって大切な人を失う。それは、人生における1つの通過儀礼でもあります。

残された人が喪失をどのようにうけとめるのか。親しい人を亡くし、苦悩するのが主人公ワタナベの青春です。

そして、彼によって語られる喪失の物語は、あるいは日本社会の姿を描いた物語であるかもしれません。

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『ノルウェイの森』の概要

出典:Amazon公式サイト

タイトルノルウェイの森
著者村上春樹
出版社講談社
出版日1987年9月4日
ジャンル恋愛小説・青春小説

赤と緑の印象的な表紙とともに、「100パーセントの恋愛小説」として銘打たれたこの小説の魅力は、未だなお、世界中の読者の心を捉えています。

他の村上春樹作品と異なり、難解な比喩などが出てこず、1つの青春小説としても読むことができるので、村上春樹の小説に苦手意識を感じる人でも、ぜひ読んでいただきたい作品です。

『ノルウェイの森』のあらすじ

37歳になった次第に想起されるのは18年前の大学生だった頃。記憶は草原の中、隣りにいるのは自殺した親友のかつての恋人、直子。

ワタナベと直子の複雑な恋愛関係を中心に、大学のクラスメイトの緑、学生寮の先輩の永沢たちとの交流も交えた、「喪失」の物語が始まります。 

彼女はそのとき何のはなしをしていたんだっけ?

 そうだ、彼女は僕に野井戸の話をしていたのだ。そんな井戸が本当に存在したのかどうか、僕にはわからない。

『ノルウェイの森(上)』P12 より引用

登場人物たち

ワタナベ

物語の主人公。読書家の青年で、学生運動や社会を冷静な目で見つめ、一定の距離をとっている。ある日、自殺した親友の恋人である直子と再会し、恋に落ちる。

直子

かつてのキズキの恋人。ワタナベと再会するも、ある日を境に京都の療養施設、阿美寮で暮らすことになる。物語中では、精神病に苦しむ。 

キズキ

ワタナベの高校時代の親友。ワタナベと学校の授業をサボって、ビリヤードで 対決した後、突然自殺した。 

ワタナベと数少ない交友関係を持つ大学のクラスメイト。ワタナベと積極的に交流し、徐々にワタナベに惹かれてゆく。

永沢

スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャッツビー』をきっかけにワタナベと親しくなる東大の学生、。恵まれた容姿と才能に加えて、自身の生き方を持っている。

レイコさん

阿美寮での直子のパートナー。ピアノやギターが上手く、直子に演奏してあげることも。一見、正常に見えるが、自身も過去に大きなトラウマを抱えている。

直子との再会と別れ

1968年の春、大学に入学したワタナベは、ある日電車の中で直子と再会する。キズキの自殺をきっかけに微妙な関係が続いていましたが、この日を機に、再び親交を持つようになります。

2人は休日にあてもなく街を歩き、デートを重ねる。ですが、直子の誕生日を2人祝った翌日から、突然、直子と連絡がつかなくなってしまいます。

直子の失踪を契機にワタナベは、より深く直子と話がしたいと思うようになり、何度も手紙を書くものの、返信はありません。ワタナベは失意の中、日々を送ります。

永沢と緑

直子が去ってしまった後のワタナベの生活を彩るのは、永沢と緑。

永沢はワタナベを個人的に気に入り、本を貸したり、食事に誘うようになります。寮における永沢の権力は絶大で、ワタナベは寮生活、遊びの全面的なサポートを受けることになります。

 緑は直子と対照的で、活発な女性です。ワタナベに一方的に語りかけ、ワタナベは緑の話に耳を傾けます。緑には彼氏がいるものの、ワタナベに、次第に好意を持つようになります。

阿美寮へ向かうワタナベ

直子がいなくなってしまったあと、ワタナベは何度も手紙を送っていましたが、返信は一向に来ない。

ですが、ある日、直子から手紙が届きます。手紙では、直子が精神病に苦しんでいること、療養のために京都にある阿美寮という施設で生活していることが明らかに。

そしてワタナベは、直子に会うために阿美寮に向かいます。阿美寮に到着したワタナベを出迎えたのは、阿美寮での直子のパートナー、レイコさん。

ワタナベはレイコさんとともに、少しずつ直子の回復に努めていきますが、直子の回復は少しずつしか進みません。

しばらくした後、直子の回復を祈りつつ、ワタナベは東京へ戻ります。そして、レイコさんの過去、直子とキズキの関係など、徐々に新しい事実が明らかになり、より深く物語が展開してゆきます。

『ノルウェイの森』を読んだ感想

『ノルウェイの森』は、全体的にノスタルジックな、暗い雰囲気が漂う小説です。それは、「生と死」という人間の根本的なテーマを描いているからではないでしょうか。

また、登場人物たちはそれぞれ、自身の闇を抱えています。彼らの苦悩する姿を描くことで、青春の暗い側面に光を当てているからこそ、多くの人の心に響くのではないでしょうか。

纏わりつく死の存在

キズキの死をきっかけに、ワタナベは「死」をより身近な存在として捉えるようになります。そして、作品中では多くの人物がいなくなり、あるいは死にます。

死の重みは、生き残った人々にのみ重くのしかかる。ワタナベや直子がキズキの死を背負っているように、永沢や緑もまた、死を背負うことになります。

死をどのように受け止めるかという問題は、物語の一貫したテーマであり、ゆくゆくはすべての人が経験しなければならない課題だともいえます。

いわば人間の根本的な問題を背負って生きていく、登場人物たちの姿は、人間の本質が描き出されているとも言えるのではないでしょうか。

魅力的な登場人物たち

ワタナベの語りによって、魅力的な登場人物が描かれている点も、この小説の大きな魅力です。

永沢は、自身のシステムに従って生きています。国家試験を受け外交官になるのも、街に出てガールハントをするのも自分の能力を試すためだという男です。そして実際に、いとも簡単に、自ら課した目標を達成していきます。

人生への恐怖や社会の不平等を前提としては認めず、主体的に努力して生きる彼の姿は、なかなか真似できるものではありません。

その分、彼の生き方に憧れる人も多いのではないでしょうか。

緑は、一見わがままな女の子に見えますが、彼女にも苦悩した過去があり、それを知ると愛おしく思える人物でもあります。

彼女は男性に対して、「完璧な愛」を求めます。自分のわがままをどこまでも許してくれるような愛です。

彼女のように、純粋にただ愛されたいと思うのは、恋愛の最も純粋な形かもしれません。

カジュアリティーズへの物語

リアリズム小説という点が、他の村上春樹作品と異なる雰囲気を持つ『ノルウェイの森』の大きな特徴です。村上春樹作品では珍しく、時代設定が明確にされています。また、象徴やメタファーなどは出てきません。

ですが、様々な解釈ができるのが、文学の1つの魅力。村上春樹は今作品について、このように述べています。

 そしてこの話は基本的に カジュアリティーズ(うまい訳語を持たない。戦闘員の減損とでも言うのか)についての話なのだ。[…] 僕がここで本当に描きたかったのは恋愛の姿ではなく、むしろそのカジュアリティーズの姿であり、そのカジュアリティーズのあとに残って存続していかなくてはならない人々の、あるいは物事の姿である。

『村上春樹全作品 1979〜1989<6>短編集I』より引用

ワタナベが18年前を回想するところから物語が始まります。つまり、1969年から1987年です。この18年は、ちょうど日本が高度経済成長期へ向かっている時期でもあります。

1960年代後半は、学生運動があり、ベトナム戦争がありました。学生運動では多くの人の理想が破れ、資本主義に飲み込まれてゆきます。また、ベトナム戦争では多くの犠牲者が出ました。

当時の日本の対米出資は先進国でもトップクラスであり、日本の成長は暗黙のうちに、ベトナムの犠牲者たちに支えられた側面もあるのではないでしょうか。

『ノルウェイの森』の中でいなくなった人々、死んでいった人々は、ある意味で、その時代の犠牲者、カジュアリティーズでもあるのかもしれません。

そして、この物語は、その時代を生き延びたワタナベの、カジュアリティーズへの追悼の物語とも捉えられるのではないでしょうか。

『ノルウェイの森』はどんな人におすすめ?

『ノルウェイの森』はこのような方におすすめです。

  • 大学生
  • 60~70年代の雰囲気を感じたい人
  • 村上春樹の作品を読みたいけど何を読めばいいかわからない人

題名の通り、ビートルズの「ノルウェイの森」(Norwigian Wood)のと作品の雰囲気が非常に合っています。

また、特に高校生や大学生の人は、昔と今の学生時代の違いに注目しながら読むのも、楽しみ方の1つかもしれません。

まとめ

青春というと、きらびやかな充実した日々をイメージしがちですが、恋愛や人生に深く苦悩するのも青春の一部です。そして、そのような暗い側面をあえて疑似体験できるのも、小説の大きな魅力。

『ノルウェイの森』には、それぞれの登場人物の等身大の苦悩が描かれています。彼らは死という大きな重荷を背負っていますが、それと同時に、普遍的な悩める若者の姿でもあります。

彼らの中に、自分の一部を発見するかもしれません。そして小説を読むことを通して、自らの苦悩に向き合うきっかけになるのではないでしょうか。

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