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しっかり者のイヌのバムと、やんちゃなカエルのケロちゃんは仲良し二人組です。
遊ぶのも、ご飯を食べるのも、どこに行くのも一緒。
絵本、バムとケロシリーズは、そんな二人の愉快な日常の物語が描かれています。
1994年にシリーズ1作目が刊行されて以来、現在までに5作品が販売されました。
絵本以外にも各種グッズが展開されるなど、根強いファンがいる人気シリーズです。
中でも、今回ご紹介する絵本はバムとケロが飛行機に乗って旅をする物語。
ユニークでキュートな二人の冒険を覗いてみてください。
出典:Amazon公式サイト
タイトル | バムとケロのそらのたび |
著者 | 島田ゆか |
出版社 | 文溪堂 |
出版日 | 1995年10月 |
ジャンル | 絵本 |
1995年に刊行された、シリーズ2作目にあたります。
独創的で、隅々まで丁寧かつユニークな作画が最大の魅力といえるでしょう。
シリーズを通して、主人公のバムとケロちゃんだけでなく、セリフのない小さなお友達が多数登場するなど楽しい仕掛けが満載の絵本です。
ある朝、バムとケロちゃんが朝ごはんを食べていると、大量の小包が届きました。
送り主は、バムのおじいちゃんだったのです。
バムのもとに届いた大量の小包には、おじいちゃんからの手紙もついていました。
今度の日曜日、80歳になるおじいちゃんのお誕生日のお誘いです。
屋根裏にあるおじいちゃんの本を持ってきてほしいと書いてありました。
大量の小包の中身は、なんと飛行機の部品です。
おじいちゃんの家までの道のりを書いた地図も入っていました。
バムとケロちゃんはさっそく組み立て始めます。
そして、土曜日の夜遅くにようやくできあがりました。
おじいちゃんに頼まれた本を持って、ついに出発です。
たまねぎ山脈、りんご山、かぼちゃ火山を越えた海、お昼を食べたら最後に見えてくるのは岩のトンネル。
たくさんのハラハラ、ドキドキが、二人を待っていたのです。
おじいちゃんの煙突の煙をたどって、やっとおじいちゃんの家に辿り着きました。
みんなでお誕生日のお祝いです。
バムからはパイプ、ケロちゃんからはおじいちゃんの似顔絵をプレゼントしました。
その夜、おじいちゃんはあの本を読んでくれたのです。
本の名前は、不思議なひこうきじいさん。
おじいちゃんの優しい声を聞きながら、バムとケロちゃんは眠りにつくのでした。
私の思うバムとケロちゃんの魅力を、ご紹介します。
バムとケロの魅力の一つ、それはかわいらしくユニークな作画です。
キャラクターはもちろん、家具や小物も独創的なデザインで目を引くものばかりでした。
今作でも、不思議でかわいいアイテムや景色がたくさん出てきます。
カラフルでいろんな形の小包、配達員達の持つアイテムも一癖あるものでした。
バムやケロの使っている道具や身に付けているものも、とても個性的です。
中でも私のお気に入りは、バムのお気に入りのぬいぐるみでした。
黄色くて大きな目玉にカラフルなストライプの体のヘビのようなぬいぐるみです。
癖は強いけど、どこかかわいらしいそのアイテムの数々にきっと心を奪われるでしょう。
小物だけではありません。
たまねぎ山脈では涙が止まらなくなるし、りんご山にはたくさんのむしが住んでいます。
かぼちゃ火山の噴火では、なんとかぼちゃが飛んでくるのです。
そしてなにより、全てのページに遊び心が満載でした。
数字のむし、火山から飛んでくるかぼちゃにはかぼちゃの家やかぼちゃのスープが混じっています。
ページをめくり、絵本に隠された様々な遊び心を探し出す度にワクワクしました。
その独特の世界観は、絵本を読む人をきっと虜にすることでしょう。
絵本の隅から隅まで、とことんこだわられた世界観をぜひその目で確かめてみてください。
几帳面で家事が得意なバム、いたずら好きでマイペースなケロちゃん。
正反対の二人ですが、そのやりとりは親友のようで親子のようで、とても微笑ましく描かれています。
表情や動きも丁寧にかつユーモラスで、一つ一つの動作がとても愛らしく描かれていました。
ストーリーは地の分で展開されるため、セリフらしいものはほとんどありません。
それにも関わらず、キャラクター達の表情豊かなリアクションが、まるで彼らの声がきこえてくるかのように生き生きと描かれているのです。
バムとケロちゃんだけではありません。
この絵本にはたくさんのキャラクターが登場します。
彼らはストーリー中で触れられることはありません。
でもバムやケロちゃんと一緒に遊んだり、旅をしたりしているのです。
シリーズおなじみの、3本耳のおじぎちゃん、ちびいぬのヤメピ、モグラのモルを始め、郵便配達員、りんご山のむし達、かぼちゃ火山の住人、おおうみへびの親子。
彼らは、それぞれが自由に絵本の世界で生活していました。
そのあまりの自由奔放さに、絵本の中はいつも賑やかです。
まるで彼らの行動の一つ一つにそれぞれの物語があるように感じました。
バムとケロちゃんだけでなく、小さなお友達の活躍にも注目してもらいたいと思います。
絵本を使った、我が家の子ども達のお気に入りの遊びをご紹介します。
前述したように、この絵本にはストーリーには出てこない小さなお友達がたくさん出てきました。
中でも、ちびいぬのヤメピはバムとケロちゃんと生活を共にしている家族でもあります。
そのため、ほとんどのページにヤメピが存在しているのです。
今回の飛行機旅行にも、もちろんヤメピは同行していました。
そんなヤメピを絵本の中から探し出すのが、子ども達のお気に入りの遊びです。
ヤメピの他にも、おじぎちゃんや、もぐらのモルなど、愉快な仲間がたくさん隠れています。
バムとケロの物語を楽しんだ後は、ぜひ小さなお友達を探してみてください。
この絵本をおすすめしたいのはこんな人です。
長く愛されているシリーズなので、図書室や図書館でバムとケロちゃんの日常にふれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
バムとケロちゃんのことが好きという方にはもちろん、この絵本をお勧めします。
ふだんの日常と違い、飛行機旅行という非日常の中で、いつものバムとケロちゃんとは一味違った表情を見ることができるでしょう。
絵本の中の住人達は、みんな個性的で生き生きとしています。
実際に読んで、彼らの息吹を感じてみてください。
また、この絵本は遊び心がたくさん詰まったユニークな絵本です。
世界観も独創的で、個性的な絵本を探している方にもきっと喜んでいただけるでしょう。
飛行機を自分で作り、自分で操縦して旅行をするなんて、子ども達のロマンが詰まったこの絵本、興味を持ってもらえたでしょうか?
愛らしいバムと仲間達に、きっと癒されることでしょう。
子ども達と読むときには、ぜひヤメピを探すゲームも楽しんでもらえればと思います。
ユニークで遊び心あふれたバムとケロシリーズですが、今作はより非日常を味わえる絵本だと思います。
バムとケロちゃんと一緒に、ドキドキハラハラの冒険をお楽しみください。
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