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『陽だまりの彼女』感想|読み終えたとき、大切な人に会いたくなる切なくも心温まる陽だまりの一冊

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物語は、交通広告代理店の営業としてはたらく青年・奥田浩介が、中学の同級生だった女性・渡来真緒と再会するところから始まります。

分数の割り算で苦労するほど勉強が苦手だった彼女は、成長の著しい準大手ランジェリー・メーカー「ララ・オロール」の広報として「できる人」に成長していたのです。

二人の出逢いは、13年前の中学1年生の始業式。

集団行動が苦手で、勉強が極端にできないことを理由にいじめの対象にされてしまう彼女をかばった心根の優しい浩介。

次第に心をひらいていく真緒。

「13歳以前の記憶がない」

「裸で歩いていたところを保護された里子であった」

二人の穏やかで優しい時間のなかで増えていく、彼女の小さな違和感。

その謎が明かされる結末に涙が止まりませんでした。

『人を信じること』『素直に愛情を伝えることの大切さ』を教えてくれる温かい作品です。

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『陽だまりの彼女』の概要

出典:Amazon公式サイト

タイトル陽だまりの彼女
著者越谷オサム
出版社新潮社
出版日2011年5月28日
ジャンル純愛ファンタジー小説

「生まれ変わってもこのひとと出逢いたい」そんな恋をしてみたい。

そう思わせてくれる優しい作品です。

二人の主人公の人柄の良さが伝わる言葉がとにかく温かい。

そういうことだったのか!ラストを知った上で読むと面白い。

二回目により楽しめる傑作だと思います。

この作品は、2013年10月12日に実写化され、「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」のキャッチコピーが話題を呼び、100万部を超えるベストセラーになっています。

『陽だまりの彼女』のあらすじ

一言で表すと、いじめられていたところ、助けてもらった少女が13年越しに助けてくれた初恋の相手に恩返しをしていくという話です。

その方法にドキドキハラハラさせられます。

再会と増えていく違和感

13年ぶりに偶然にも再会した中学の同級生は、見違えるほど成長していました。

初恋の相手と幸せな結婚生活が始まりますが、次第に元気をなくしていく真緒の変化に不安をつのらせていく浩介。

結末でわかる数々の伏線が散りばめられており、細かい描写や会話の中の言葉に注目です。

お互いを思いやる優しい言葉たち

作品の中には、二人がお互いを信頼して、尊重しているからこそ伝えられる微笑ましい会話の場面が多く出てきます。

二人が一緒に暮らし始めたある日、浩介はドレッサーの中に大金の入った封筒を見つけて問いただすシーンがあります。

「お金のことだけどさ、どうしても必要ならおれに相談して。今回は突然だったからびっくりして怒鳴っちゃったけど、ちゃんと話してくれれば冷静に聞けると思うから。今すぐ説明しろとは言わないけど落ち着いたら、な」

普通なら怒ってしまうところですが、浩介は真緒の気持ちを想像しているのが伝わる表現だと思います。

「心配かけて、本当にごめんね。ちょっと考えることがあって、あせっておかしな行動とっちゃった。でも、悪いこととか馬鹿なことに使おうなんてほんとに思ってなかったから、それは信じて」

このように返す真緒もまた正直に謝るところに誠実さがあらわれています。

ラストに真緒が預金を引き出した理由がわかるのですが、真緒の愛情と優しさがわかる愛しいエピソードだと思いました。

予想を裏切る衝撃のラスト

「もう一度会いたい」必死に勉強して成長した彼女は、初恋の相手と再会するために、異

常なまでの執念深さを発揮します。

なぜ、こんなにも主人公の浩介との再会を望んでいたのか。

やっと実現した念願の結婚生活の途中で姿を消す真緒。

消えた彼女が伝えたかった想いとは何だったのでしょうか。

『陽だまりの彼女』を読んだ感想

目の前の人が悲しんでいるとき、自分も攻撃の対象になるかもしれないのに、ずっと真緒に寄り添う浩介と恩を忘れず素直に愛情を伝える真緒。

この本に出てくる二人の結末を知ったとき、温かい愛情に感動しました。

自分への影響を顧みず、つらい状況にある人へ自分から手を差し伸べる勇気

いじめられていた同級生に自分がつらい状況になるとわかっていたとしても、救いの手を差し伸べた浩介の心の強さに勇気と感動をもらいました。

このエピソードに共感した理由は、私の過去の苦い後悔と重なったからです。

学生時代、いじめられていた友達は私に心を開いてくれました。

いじめていた同級生に対して、自分も同じことをされたら嫌だという弱い心から浩介のように忽然と立ち向かうことができない思い出があります。

周りを敵に回しても、大切な人の味方でいる優しさと強さを持てる人でいたいと思わせてくれた心温まる場面でした。

してもらった恩を忘れずに行動する優しさ

最後の結末で、真緒が浩介と再会できた背景が初めて明かされます。

浩介にしてもらった優しさを返すために、努力をして成長していく真緒。

たとえ小さな恩だとしても、いただいたご縁を大切にして感謝する気持ちを日々の中で忘れずに持っていたい。

この作品を読んで、そう感じました。

何気ない言葉に意味が込められた温かい作品

二人で一緒に食事に行く待ち合わせの場面で、真緒がヘッドフォンで大好きな曲を楽しそうに聴いているシーンがあります。

その曲が実写化された映画の主題歌にもなったザ・ビーチ・ボーイズの『素敵じゃないか』という歌詞にもあとで温かい気持ちになれる意味が込められています。

僕たちが結婚したらきっと幸せになれるはずさ 素敵じゃないか

再会してからも日常のなかで、この唄をよくハミングしている描写が繰り返されています。

最後まで読むと、より涙腺が緩んでしまう方は多いかもしれません。

『陽だまりの彼女』はどんな人におすすめ?

この本を初めて読んだのは、数年前の学生の頃でしたが、「言葉だけでこんなにも登場人物の心の温かさを伝えられるんだ!」と言葉一つ一つの細やかな表現に感動しました。

コロナウイルスで気軽に人と会えない今、日頃の想いや感謝の気持ちを声に出して伝えることの大切さを改めて強く感じている方も多くいるのではないでしょうか。

この作品には、そんなメッセージが込められていると感じます。

そんな『陽だまりの彼女』はこのような方におすすめです。

  • 今、守るべき家族や大切な人がいる人
  • ほっこり癒やされたい人
  • 女性の気持ちに寄り添う接し方を知りたい男性
  • 失った家族がいる、もしくはこれから迎え入れる新しい家族ができた人

おわりに|出逢いは必然。最期に振り返ったときに「出会えてよかった」そう思えたら幸せだ

はじめのうちは、いじめられた同級生をかばった青年が成長した同級生に同じ職場で再会して、ほかほかな新婚生活を送る日常を描いたベタな純愛小説だと思っていました。

最後に彼女の正体に気づいたとき、彼女の一途に人を愛する健気な行動の意味を知り、切なさと同時に心がホッと癒されます。

浩介のかける一言でクスッと笑える陽だまりのような結末に幸せな気持ちになりました。

自分は限られた人生の中で、これまで出逢い支えてくれた人にどれだけ素直に感謝の気持ちを表現できているだろうか。

そして、浩介のように人にどう思われようと目の前に大切な人が悲しんでいたとき助ける勇気と思いやりを持てるだろうか。

この作品を読む前はいまそばにいてくれる人、してもらっていることが当たり前だと感じて生きていました。

作品を読んで、人生の最期に「あのとき、気持ちを伝えていればよかった、行動していればよかった」そう後悔しないように、人に想いを伝えたい

そう思うことができました。

この本との出会いに感謝しています。

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