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子どもの頃、着替えで苦労したことはありませんか?
小さな子ども達にとって、ただ着替えることも一仕事です。
大人からするとそんなことでと言いたい事も、子どもからすると一大事!なんて経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回ご紹介する絵本は、そんな子どもの着替え中に起こった一大事をユーモアたっぷりに描いた作品です。
一大事に立ち向かう男の子の一生懸命な姿に、つい頬がゆるんでしまうことでしょう。
ぜひ、彼の頑張りを見守ってあげてくださいね。
出典:Amazon公式サイト
タイトル | もうぬげない |
著者 | ヨシタケシンスケ |
出版社 | ブロンズ新社 |
出版日 | 2015年10月25日 |
ジャンル | 絵本 |
第9回MOE絵本屋さん大賞の第一位を受賞した絵本です。
この他、ボローニャ・ラガッツィ賞2017を始め、多数の賞を受賞しました。
著者のヨシタケシンスケさんは、『りんごかもしれない』など、多数の発想絵本を刊行し注目をあびています。
今作「もうぬげない」はSNSでも話題になり、29万部以上を売上ました。
お風呂に入る時間がやってきました。
でも、ぼくは今までにない危機に直面しているのです。
ぼくの上着が引っかかって、脱げなくなってしまいました。
万歳したまま、お腹は出たまま、どうしたって脱げないのです。
お風呂に入ろうなんて言って、おかあさんが無理に脱がそうとするから引っかかったのかもしれません。
このまま、脱げなかったらどうなるのでしょうか。
洋服が脱げないまま大人になるのかもしれません。
でも、なんだか、なんとかなりそうな気がしてきます。
服が脱げなくなってもえらくなった人はいるはずです。
服が脱げないということ以外は普通の人と変わらないのですから。
でも、ぼくは更なる危機を予見するのでした。
喉が乾いたら?ネコがお腹をくすぐってきたら?
工夫をすれば、きっと乗り越えられるはずです。
それに、ぼくみたいな子が他にもいるかもしれません。
きっと仲良くなれるでしょう。
この姿のまま生きていこうと決めたけど、でもちょっとお腹が寒くなってきます。
やっぱりおかあさんに脱がせてもらおうとも思ったけど、悔しいので自分で脱ぐことにします。
ぼくは良いことを思いつきました。
しかし、その作戦は見事に失敗するのです。
為す術なく途方にくれていると、おかあさんがやってきました。
瞬く間にお風呂に連れていかれるぼく。
お風呂からあがるとパジャマを渡されます。
このパジャマが、ぼくを再び危機に直面させるのでした。
もうぬげないを読んだ、私の感想をご紹介します。
著者のヨシタケ先生は抜群のユーモアセンスで注目を集めたクリエーターです。
今作も、その世界観は健在でした。
服が脱げなくて困っている本人はいたって真面目なのです。
いたって真面目に、思考がどんどん斜め上の方向に展開されていきました。
唐突に大人の予想を遥かに超えた言動をする、子どもの思考回路の面白さを絶妙に表現しているのです。
ページをめくる度に、子どもの可愛らしさと面白さに自然と笑みがこぼれるでしょう。
最高の二段オチをぜひその目でお確かめください。
この絵本の主人公のぼくは、とにかくポジティブな男の子です。
それだけではなく、転んでもただでは起きないたくましさも持ち合させていました。
彼が着替えに奮闘する姿が、ユーモラスに描かれている本作ですが、その姿勢は見習うべきところもあるのではないでしょうか。
ぼくはこれから起こるかもしれない困難を想像し、その困難を乗り越えるための知恵を絞りだします。
それらは確かに、ぼくにとって都合の良い展開です。
でも困難になんとか立ち向かい克服しようというその姿勢がとても素晴らしいと思いました。
どうせどうにもならないと悲観するよりも、もしかしたらなんとかなるのでは?と考える方がきっと建設的でしょう。
意外と難しいこの思考する姿勢は、私も見習わなければと思うのです。
本作の主人公であるぼくの言動は、子どもに関わった事がある方なら頷ける部分がたくさんあるのではないでしょうか。
かくいう我が家の子ども達も、着替えの時は毎日のように「ぬげないー!」と奮闘しているのです。
何でもおかあさんのせいにしてしまうところも、うちの家の話かな?と笑ってしまいました。
小さい子どもは空想と現実の境があいまいです。
アニメのヒーローと違う世界に生きていることは知ってても、何でテレビの中に入れないんだろうなんて言うのです。
この絵本はそんな子どもの不思議な世界観が、すごくリアルに感じられました。
イラストの動きも、すごくやりそう、なのです。
そんな妙にリアルな子どもの姿にとても親近感が湧き、より愛らしく感じました。
子どもにとっても親しみやすかったようで、着替えに困ると「もう脱げない!」なんて笑っています。
我が家にとって、絵本を読んでも、お着替えをしても、ふふっと笑顔になれるそんな一冊となりました。
『もうぬげない』はこんな人におすすめです。
ヨシタケワールド全開の絵本です。著者の絵本が好きという方にはきっと楽しんでいただけるでしょう。
ユーモアたっぷりなので、親子で笑顔になれます。
何かとプラス思考の主人公の男の子につられて、読んでる方もポジティブな気分になれるかもしれませんね。
この絵本の魅力、お伝えできたでしょうか。
SNSでも多くの共感を呼んだ、子どものかわいらしさがたくさん詰まった作品です。
衝撃の二段オチに愛しさがあふれることでしょう。
ぼくのどこまでもポジティブで、図太いくらいのたくましさも必見です。
ヨシタケシンスケによる、子どもの奇想天外な発想と言動はきっと絵本を読む人達を笑顔にしてくれることでしょう。
子どもの視点ならではの世界観と、ユーモアをぜひ楽しんでもらいたいと思います。
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