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『おやすみ、はたらくくるまたち』感想|はたらく車の癒し系絵本

ほとんど全ての親が、悩んだことがあると思います。

「子供が寝ない」

絵本を読み聞かせたり、子守歌を歌ったり、評判のアプリや動画を見せたり…。

でも、なかなか効果はありませんよね。

では、こんな絵本はいかがでしょうか。

子供たちに大人気の、力強くて格好いいはたらく車たちが、一生懸命に働いた後で、ゆったりと静かに、眠りにつくのです。

とてもやさしくて、温かな時間が絵本から伝わってきます。

さあ、子供たちもつられて一緒に寝てくれるでしょうか?

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『おやすみ、はたらくくるまたち』の概要

出典:Amazon公式サイト

タイトルおやすみ、はたらくくるまたち
著者文/シェリー・ダスキー・リンカー
絵/トム・リヒテンヘルド
訳/福本友美子
出版社ひさかたチャイルド
出版日2012年9月
ジャンル幼児向け絵本

文を担当したシェリー・ダスキー・リンカー氏も、子供が寝なくて悩んでいました。

そこで、子供の大好きなはたらく車たちが、1日働いてから眠るまでを親子でいっしょに想像して遊んだそうです。

それが効果的だったようで、この絵本を生みだすきっかけとなりました。

「車好きの子どもたちの安らかな眠りと疲れた親たちの幸せを願って」

『おやすみ、はたらくくるまたち』作者紹介より

そんな想いがこめられた絵本です。

また、絵を担当したトム・リヒテンヘルド氏はアメリカのアートディレクターです。

広告業界で数々の賞を得たのちに、フリーへ転身して絵本を描き始めました。

その画風は、たくさんの子供たちに人気だそうです。

優しくて温もりがあり、どこか楽しい気持ちにさせてくれるタッチが私も気に入りました。

日本語訳の福本友美子氏は、公共図書館勤務を経て児童書の研究、多数の翻訳を手掛ける才女です。

おやすみ前にぴったりの柔らかな語り口は、経験豊富な彼女ならではの言葉選びのセンスなのでしょう。

『おやすみ、はたらくくるまたち』のあらすじ

可愛くて、どこかユーモラスな表情のはたらく車たち。

この絵本に登場するのは、クレーン車・ミキサー車・ダンプカー・ブルドーザー・ショベルカーです。

見ているだけで元気をもらえそうですね。

さあ、今日も忙しい1日が始まります!

はたらく車は大忙し

絵本の始まりは、はたらく車たちが広い工事現場で大活躍する場面です。

それぞれの得意技を活かして、お互いに協力しながら、どんどん工事を進めていきます。

しかしどれほどパワフルに見えても、朝からずっと働き続けて、車たちは疲れてしまいました。

夕陽を見ながら一休み。

さあ、あとひと頑張りで今日の仕事はおしまいです。

お疲れさま、そしておやすみなさい

一休みの後は、それぞれのはたらく車たちが、最後の一仕事を終えて眠りにつく姿が描かれます。

例えばぬいぐるみを抱いて、小さなお星さまの明かりをつけて眠る車。

シャワーを浴びて毛布をかぶって眠る車。

エンジンを止め忘れて、いびきが「うるさい!」と言われてしまう車もいますね。

もしかしたら、自分そっくりの眠りかたをする車が見つかるかもしれません。

個性豊かな姿をお楽しみください。

明日のためにゆっくり寝よう

空はすっかり暗くなり、お月さまとお星さまが輝きます。

ぐっすりと静かに眠る、はたらく車たち。

「きょうもいちにち、ごくろうさん!」

「おやすみ…ゆっくり、おやすみ!」

『おやすみ、はたらくくるまたち』本文より

優しいねぎらいの言葉は、まるで神様が頑張ったはたらく車たちを寝かしつけているようです。

またやってくる忙しい明日のために。

おやすみなさい。

『おやすみ、はたらくくるまたち』を読んだ感想

絵本選びは難しいものですが、「子供が好き」を基準にするのも良い、と私は考えています。

何回も読んでくれるからです。

子供と一緒に繰り返し読むうちに、作者が絵の中に仕掛けた遊び心に気づいたり、「こんな解釈もできる」等と深読みしたりして、親も楽しむことができます。

そうして私は、この絵本が子供だけではなく、親もまた安らかな気持ちで1日を終え、眠りにつけるようにと気遣った絵本なのではないかと思うようになりました。

子供の感想

この絵本を買ったのは、子供が2歳頃でした。

はたらく車が大好きだったことと、私も寝かしつけに悩んでいたからです。

この本で早寝することはついにありませんでしたが、相当気に入ったようでした。

まだ「おやすみ、はたらくくるまたち」が言えなかったので、「みっひ!みっひ!」と言いながら、昼でも夜でもこの本を持ってきては、何度も読み聞かせしていました。

とても良い思い出をくれたので、この絵本には感謝しています。

車がまるで子供みたい

先ほども少し触れましたが、はたらく車たちの寝かたはかなり子供に似ていると思います。

色鉛筆のような優しいタッチと相まって、だんだん「はたらく車」のはずが「小さな子供」に見えてきてしまいます。

重機らしさを失わず、絶妙に可愛くキャラクター化されたはたらく車たちも、何だか子供らしいですよね。

すると子供を寝かしつけているような気持ちになってきて、自分自身もどこかリラックスします。

ちょっと色々あってイライラしたときに、それとなく読んでもいいかもしれません。

子供たちも、はたらく車に自分を重ねて、自然と眠りにつく心の準備ができそうです。

親もお疲れさま

一方で、車たちの一生懸命に働く姿は、どこか自分たち親の姿とも重なります。

親って、どんなに忙しく働いても、誰からもあまりねぎらってもらえませんよね。

この絵本を読んでいると、自分も「ああ、今日もよく頑張ったよね」という気持ちになれます。

たまには親も、自分で自分の頑張りを認めてあげましょう。

すると自然に「うちの子もよく遊んだね、お疲れさま」と思えてきます。

親にも癒しをプレゼントしてくれる、不思議な絵本です。

『おやすみ、はたらくくるまたち』はどんな人におすすめ?

なんと言っても、はたらく車好きな子供と親御さんにおすすめです。

たとえこの絵本で眠らなくても、きっと気に入ってたくさん読んでくれるでしょう。

  • はたらく車が大好きな子供と親
  • 寝かしつけの絵本を探している人
  • 変わった切り口の絵本を探している人

子供向けのはたらく車の本と言えば、その活躍ぶりを描く絵本や図鑑が大半です。

そんな中で「眠る」というのはある意味変わっています。

「また同じような車の絵本ばかり欲しがって…」という方にもぜひおすすめです。

おわりに

いかがでしたか?

私は育児の専門家ではありませんが、経験上これは言えます。

子供は寝ません。

言い換えれば、寝かしつけの問題は時間が解決してくれます。

成長してくれば、あの努力は何だったのだというほど、早寝早起きに自分から向かうのです。

眠りに落ちる、意識を失う感覚が怖い、楽しい1日が終わって欲しくない、など理由は子供なりに色々あるのでしょう。

もちろん、寝る前の絵本や歌が楽しみになって、安心して眠れるお子さんもたくさんいると思います。

眠ってくれたらラッキー、そうでなくても、きっとあなた方親子だけの思い出をプレゼントしてくれると思っています。

「ぜんぜん読まなかったよ!気に入ると思ったのに!」だって、後から笑い話のネタにできますよ。

だから、この絵本がくれる優しくて温かな癒しの時間を純粋に楽しんでください。

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