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2008年に発行されたこの作品は、東京の下町にある古本屋&カフェ「東京バンドワゴン」が舞台です。
2013年に主演亀梨和也と多部未華子でドラマ化された作品です。
東京バンドワゴンを営む堀田家は、8人の大家族。
朝ご飯ひとつでもホームドラマのワンシーンのようでなんだかほっこりしてしまいます。
この物語がクセになってしまう最大のポイントは、勘一の妻で数年前に亡くなったサチつまり幽霊が語り部なのです。
幽霊とはいえ大家族のことを紹介する口調は、慈愛に満ち溢れて優しく、暖かい気持ちになります。
出典:Amazon公式サイト
タイトル | 東京バンドワゴン |
著者 | 小路幸也 |
出版社 | 集英社文庫 |
出版日 | 2008年4月16日 |
ジャンル | 連作短編推理小説 |
この作品は、小路幸也本人が「あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ」と最後にメッセージを寄せています。
昭和のホームドラマってこんな感じで、笑いあり涙あり今度はどんな風になるんだろう?と見ていてどこか懐かしいような気持ちになりました。
舞台は、東京の下町にある古本屋。
そこに住む堀田家は8人の大家族。
明治時代から続く堀田家は、気が付くと毎日何かちょっと不思議なことがおきていて、それを家族みんなで解決していきます…。
物語は、この作品の主人公?語り部?でもある幽霊のサチさんが東京バンドワゴンについてやそこに住む大家族の紹介をしているところからはじまります。
そして、明治から続く古書店にまつわる家訓についても…。
『文化文明に関する些事諸問題なら、如何なる事でも万事解決』
『本は収まるところに収まる』
など古書店ならではのものから
『食事は家族揃ってにぎやかに行うべし』
などそれにまつわるストーリーもあるのでぜひ読み進めていってください。
登場人物が多いので、読み始めたらちょっと疲れてしまう人もいるかもしれません。
しかしその人間関係を紹介してくれるのは、幽霊のサチさん。
もとは、その家族の一員だったので、愛情をもって紹介してくれます。
サチさんの実の息子でいちばんインパクトの強いのが、60歳にして伝説のロッカーでもある我南人さん。
彼のカタにはまらない純粋さは心を打たれます。
春夏秋冬におこったちょっとしたミステリーを堀田家のLOVEの力が解決に導いていきます。
それぞれの謎が解明したときに、どこかあたたかくほっとした気持ちになります。
百科事典が消える謎を堀田家みんなで解明しようと動くのですが、伝説のロッカー我南人が、彼らしい行動によって解明していきます。
女性にモテモテの青でしたが、いきなりお嫁になりたいと女性がやってきます。
その子の正体は?藍子の一人娘花陽にはストーカーが…?
大量の古本鑑定の依頼が舞い込んできます。しかし翌朝には、その本が消えていて…
青とすずみの結婚式が近づいてきます。
青の産みの母親の存在が明らかに…?
青のお嫁さん候補みすずさんの正体や花陽の本当の父親の存在、青の産みの母親の正体など家族模様にも変化がおきます。
小路作品はいろいろと読みましたが、この作品は一番好きです。
気が付くと一気読みしたくなるようなスピード感もありつつ、それぞれが短編なので途中で止めてもまたすぐにその世界に入っていけます。
シリーズ化されている続きをまたすぐに読みたくなります。
ネットで購入すれば、翌日には自宅に届くような時代です。
もしくは、デジタル書籍も増えてきました。この本を読んでいると美味しいコーヒーを飲みながら、読書したくなります。
伝説のロッカー我南人が、春のお話の時に歌ったのですが、その歌がビートルズの「ALL YOU NEED IS LOVE」です。
ビートルズを聞いてみたくなります。
そしてどのお話でも我南人の働きが、とにかくかっこよくて、続きが気になってしまいました。
大家族の中で、日々いろいろな出来事がおこり、解決していきます。
すっきり解決するラストに、ほんわかします。
家族間のLOVE、恋人同士のLOVEいろいろあって家族の関係の大切さをしみじみ感じることができました。
ちょっとしたミステリー要素も盛り込みつつ家族ドラマがメインの作品です。
そんな人たちにおすすめしたい作品となっています。
東京の下町にある古本屋「東京バンドワゴン」を舞台に、大家族8人とそれをとりまく人間模様が笑いあり涙ありで描かれています。
ドキドキハラハラというよりは、家族の朝食の様子などがしっかり描かれていて、大家族だと朝ご飯ひとつでも大変だけどうらやましいなと思う人もいるはず。
ちょっとした謎を家族みんなで解決していく様子は、思わず「LOVEだねぇ」と読み終わったらつぶやくたくなるはずです。
そしてこの作品は、シリーズ化されており、まだ家族の物語を読み続けることができますよ。
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