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『キッチン』感想|あなたも夢のキッチンを探したくなる

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この世の中で、1番好きな好きな場所はどこですか?

住み慣れた部屋、世界中の本が並ぶ図書館、空気の美味しい公園など、理由はなぜか分からないけども、ここに来ると落ち着く。

そんな場所があれば、私たちは強く生きていけるのかもしれません。

今回ご紹介する吉本ばななさんの『キッチン』は、この世で台所が1番好きな主人公が登場します。

主人公が生きていく中で、好きな場所はどういう役割を果たすのか、共感を交え温かく見守ることができる物語です。

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『キッチン』の概要

出典:Amazon公式サイト

タイトルキッチン
著者吉本ばなな
出版社福武書店
出版日1988年1月30日
ジャンル短編小説

吉本ばななさんの代表作『キッチン』は短編小説です。

物語は

  • 『キッチン』
  • 『満月ーキッチン2』
  • 『ムーンライト・シャドウ』

の3部作でできており、今回は物語が続いている『キッチン』『満月ーキッチン2』をご紹介させていただきます。

『キッチン』のあらすじ

『夢のキッチン』を心の中で、あるいは場所で、いくつも持ち続けていく。

日常を激しく、または静かに戦う私たちを、その存在たちが救ってくれるでしょう。

私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う

大学生の桜井みかげは、両親、祖父母を失い一人ぼっちに。

昔から好きだった台所とみかげが残り、台所でひっそり眠ります。

何も動けずにいたみかげのもとに、祖母の知人であった大学生の田辺雄一が現れます。

雄一はみかげに手を貸そうと、自分の家の空き部屋に住むことを提案。

その優しさに、みかげは泣けるくらい心にしみるものがありました。

雄一と、性転換をしゲイバーを経営している、雄一の母(実の父)えり子さんと3人で暮らすことに。

雄一とえり子さんとの生活が、みかげの心を温め、少しずつ立ち直らせていくのでした。

秋の終り、えり子さんが死んだ

みかげと雄一は社会人になり、何気ない毎日を平穏に過ごしていました。

しかし、悲しみは突然訪れました。

ゲイバーに来るストーカーに、えり子さんは刺されて亡くなります。

突然の出来事に、雄一とみかげは悲しみに打ちのめされました。

2人はどうしようもなく悲しい暗い道を、淡々と歩くことしかできません。

そんな悲しみに胸がきりきり痛む時でも、みかげは台所に立つと、自分の中に何か湧き立つ感覚を取り戻します。

2人してもっと大変で、もっと明るいところへ行こう

雄一はたった1人の家族であったえり子さんを失い、時間の経過と共にその現実を実感してしまいます。

みるみる消えそうに弱っていく雄一が、みかげは心配でなりません。

雄一は全ての物事から決別するかのように、1人伊豆旅行へ。

もうこのまま帰って来ないのではないか?

そう直感がし、みかげも後を追いかけました。

夜中旅先に突然現れたみかげに、雄一は驚きます。

みかげは雄一に、投げかけました。

『2人してもっと大変で、もっと明るいところへ行こう。元気になってからでいいから、  ゆっくり考えてみて。このまま、消えてしまわないで。』

満月の夜でした。

その言葉に、雄一は心が救われます。

みかげと東京で暮らすことを選び、伊豆旅行から帰ってきました。

『キッチン』を読んだ感想

物語と分かっていても、どこか他人事とは思えない登場人物たちの日常に、涙し救われました。

何歳になっても何度読んでも、新たな発見や感動があります。

日常は続いていくということ

『キッチン』を読むと、悲しいこと辛いことがあっても、日常は続いていくことを実感させられます。

例えば、みかげのセリフですが

『もうたくさんだと思いながら見上げる月明かりの、心にしみ入るような美しさを、私はよ く知っている。』

悲しくても辛くても時間は過ぎて行きますが、ふとした瞬間の出来事に心が救われ、少しずつ立ち直ることができるのではないでしょうか。

情景の浮かぶセリフに、とても感動しました。

登場人物の力強い言葉

自分とかけ離れた人生を送っているはずなのに、登場人物たちのセリフや境遇に、共感したり救われたりします。

えり子さんのセリフで、はっとさせられました。

『世界は別に私のためにあるわけじゃない。だから、いやなことがめぐってくる率は決して、変わんない。自分では決められない。だから他のことはきっぱりと、むちゃくちゃ明 るくした方がいい』

登場人物たちのセリフが、まるで自分に投げかけているような気持ちに。

生きる希望が湧いてくる

人生はいつ何が起きるか分からなくても、それでも負けたくない、力は抜かないというみかげの思いが、読者に生きる力を与えてくれます。

『人の心には宝石がある』

これはみかげのセリフですが、どんな人にも宝石があり生きる希望があると、それに気づくことができれば、明るく強く生きることができるのではないでしょうか。

『キッチン』はどんな人におすすめ?

『キッチン』は、こんな人におすすめです。

  • 不安を抱えて毎日過ごしている
  • 温かい気持ちになりたい
  • クスっと笑いたい

生きていると不安は付き物ですが、それに気づかないよう、見ないようにして毎日過ごしている方も少なくないと思います。

『キッチン』を読むと、得体の知れない不安からこの本が守ってくれる、そんな感覚に。

きっと温かい気持ちに包まれますよ。

また、実はクスッと笑えるセリフや状況が、所々散りばめられているので、その辺も楽しく読めると思います。

おわりに

吉本ばななさんの『キッチン』をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

題名にもある通り、この物語のテーマは”キッチン”で、この世で一番好きな場所です。

そんな夢のような場所を、いくつも持っていることで、人は人生を生き抜くことができるのではないか?というお話でした。

みかげにとっては、キッチン、雄一たちとの生活、夢を叶えた仕事先。

雄一にとっては、えり子さんやみかげの存在、みかげのおばあちゃん。

登場人物たちもそれぞれ、特別な居場所がありました。

『キッチン』を読んだ方は、きっとこの物語が特別で、一番好きな場所になるのではないでしょうか。

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