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『下町ロケット』感想|中小企業が夢と努力を武器に、大企業を翻弄していく爽快ストーリー

第145回直木賞受賞作、池井戸潤の『下町ロケット』。

ドラマも大ヒットしていたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

今回は改めて『下町ロケット』の魅力をご紹介します。

「お前には夢があるか?オレにはある」

のセリフが有名な、感動のエンターテインメント長編作。

町工場の佃製作所を舞台に、男たちが夢に向かって激突する物語が繰り広げられます。

夢を追っている人は強い。

そう思わせてくれる、池井戸潤、絶対の代表作です。

夢を追っている人、もう一度夢を持ちたい人にオススメの1冊です。

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『下町ロケット』の概要

出典:Amazon公式サイト

タイトル下町ロケット
著者池井戸潤
出版社小学館文庫
出版日2013年12月26日
ジャンルエンターテインメント

『下町ロケット』は直木賞受賞と共に、ベストセラーランキング1位を獲得している大人気小説。

著者の池井戸潤さんは『空飛ぶタイヤ』や半沢直樹シリーズなど、数々の名作を世に送り出し、賞を受賞されています。

ただ、池井戸潤さんのスタイルは賞を意識せず、関心のある題材をいかに面白い小説に仕上げるかに腐心する作家と言われています。

『下町ロケット』のあらすじ

物語はロケットの打ち上げシーンから始まります。

佃航平が9年を費やした、新開発エンジンセイレーンを搭載したロケット。

カウントダウン、点火、離陸、飛翔、そして異常。

ロケットは、佃が心血を注いだセイレーンとともに海に消えていくのでした。

町工場の佃製作所

研究者の道を諦め、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていました。

しかし、そのまま順風満帆というわけにはいかず、主要取引先である京浜マシリーナが、突然発注を停止すると言ってきます。

赤字の大ピンチですが、さらに巨大企業・ナカシマから、佃製作所の主力製品である小型エンジンが特許を侵害していると訴えられたのでした。

大企業の帝国重工

佃製作所は創業以来のピンチの中、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有する部品の特許技術に食指を伸ばしてきます。

帝国重工は、新型水素エンジンを開発しましたが、特許は佃製作所に先を越されていたのでした。

特許を売れば、窮地を脱することができますが、その技術には佃の夢が詰まっているのです。

佃航平は立ち向かう

巨大な企業がそれぞれの自社論理で、佃製作所に無理難題を押し付けてきます。

それも、大企業ならではの武器を用いて。

佃航平はそんな大企業を相手に、俄然と立ち向かいます。

悩みながら、迷いながらも、それでも必死に考え、あるべき姿を目指して戦っていくのでした。

『下町ロケット』を読んだ感想

技術者たちの熱い思いが、心に響く1冊。

現代の人々が忘れている、義理や人情、古き良き時代の人との関わりなど、下町らしさを感じることができます。

たかがロケットの部品1つ

たかがロケットの部品1つかもしれませんが、その部品の一つ一つがロケットを作っていて、ほんの少し異常があると全てが水の泡に。

日本のものづくりの文化を改めて尊敬すると同時に、中小企業の底力を感じます。

ロケットや宇宙について、あまり知識がありませんでしたが『下町ロケット』を読んで、ロケットや宇宙が以前より身近で、大きな夢があるものだと知ることができました。

登場人物一人一人のストーリー

登場人物一人一人のストーリーが忠実に描かれていて、最後まで飽きることなく読むことができました。

物語はサクセスストーリーでありますが、そこに至るまでの人間ドラマの描き方が、本当に素晴らしい。

登場するほとんどの人物たちは、仕事に熱い信念を持って働き、その姿に胸打たれました。

佃の夢

佃は自分の夢と会社、どちらを取るか悩みます。

社長として会社を守りたいと思う反面、どうしても自分の夢は諦めたくない。

社員から非難の声が上がる中、散々悩んだ結果、自分の夢を追いかけることに。

その姿に社員たちも心を動かされ、佃の夢と会社を守るため、全社員が協力し成功を収めます。

この物語を読み、困難なことにも突き進んで、佃のように夢を追い続けて行きたいと思わせてくれる1冊でした。

『下町ロケット』はどんな人におすすめ?

『下町ロケット』は、このような方におすすめです。

  • 夢に向かって頑張っている人
  • 仕事に邁進している人
  • 熱い気持ちになりたい人

夢に向かって頑張っている人は、佃や社員たちの姿に励まされたり、仲間意識が生まれたりするでしょう。

また、仕事とはお金だけの問題ではなく、”夢やプライドが詰まっている”という物語の訴えから、自身のお仕事に邁進しようと思えますね。

今は特に夢や何かに夢中になっていない人でも、『下町ロケット』を読むと「何か始めたい」「夢中になりたい」という気持ちが沸いてくると思います。

おわりに

今回は、池井戸潤著『下町ロケット』をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

胸に熱いものがこみ上げてくる感覚を、味わった方は多いのではないでしょうか。

佃と社員との関係性も素晴らしく、こんな気持ちの良い関係性の会社で働けたら最高ですよね。

彼らの姿から、会社とは何か働くとは何かということを、じっくり考えることができました。

年齢や立場に関係なく、夢に挑戦する姿勢と覚悟を見習いたいと、思わせてくれる1冊です。

ぜひ、一度『下町ロケット』を手に取ってみてください。

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